カルティエ現代美術財団プレスリリース和訳
2010年3月11日〜6月21日
北野 武 / ビートたけし
『Gosse de peintre - 絵描き小僧』
カルティエ現代美術財団


「普段、オイラは何を考え何をやっているのか?これがその答えです。2010年3月・パリの展覧会でお会いしましょう」 北野 武/ビートたけし

愉快でありながら心を揺さぶり、奇想天外でありつつ、輝きを放つ−。
多面的で、多彩に活躍するアーティスト、北野武/ビートたけし氏は、日本の大衆を惹きつけてやみません。お笑いタレントでありながら、氏は現在、9つのテレビ番組の司会者を務めています。その内容はコミカルなものからシリアスなものまで幅広く、北野氏は今日、日本で最も人気の高いエンターテイナーのひとりでしょう。一方、海外において北野氏は、作家として、また役者として称賛され、『ソナチネ』(1993年)、『HANA-BI』(1997年/べネチア映画祭金獅子賞受賞)、『座頭市』(2003年) など、幾多の現代映画の代表作を監督したことで広く知られています。彼の抗し難い作品は、激情、孤独、幼年期の表現に、美しいフォルムを与えます。氏は絵画を愛し、絵を描くことは、彼の人生における、私的なパッションでした。その行為は、氏にとって理想的な表現方法であり、映画製作の創造のプロセスにおいても、重要な役割を果たしているのです。

カルティエ現代美術財団のゼネラル・ディレクター、エルべ・シャンデスは、北野武氏が生み出す作品と、彼という人物に長年魅了され続けてきました。そして、氏が財団の展示空間を自由に支配し変容させ、彼独自の創造の場とすることを思案し、提案して、その機会を待ち望んでいました。そんな矢先に、映画『アキレスと亀』(ある子供が、絵描きになることを夢見る話) のシナリオと作品中の北野氏の絵画が、エルべ・シャンデスに新たな発見をもたらしました。そして、この発見が、北野氏とシャンデスの最初のミーティングを導き、その後に続く彼らの対話が始まったのです。

北野武/ビートたけし氏は、財団のコラボレーションの主旨を理解し、素晴らしいプロジェクトを構想しました。現在、氏は『Gosse de peintre - 絵描き小僧』を制作中です。この展覧会では、彼の子供時代の想い出を中心に据えて、予想を裏切る魅惑的な世界が展開されることでしょう。氏は、ブラックユーモアと滑稽なアクションを交えて、巧妙で、ときに厚かましいほどのユーモアを駆使し、現代美術をおちょくり、科学の実験を行い、自国にまつわる陳腐でありふれた描写を弄びながら、観覧者に驚きを与え、ギャグとゲームの世界へと導いてゆきます。北野武/ビートたけし氏は、自身の絵画作品や映像、不条理なオブジェや装置、気まぐれで風変わりな機械などを展示し、訪れる人々が考え、遊び、夢を見て、ショーに参加することを誘うのです。

北野武/ビートたけし氏による初めての展覧会は、カルティエ現代美術財団の創造の歴史において、かつてない予期せぬ驚きと野心に満ちた、大がかりなものとなることでしょう。『Gosse de peintre - 絵描き小僧』はパリで開催された後に、諸外国での開催も予定されています。


≪開催事項≫
展覧会タイトル
開 催 場 所
開 催 期 間
北野武/ビートたけし 『Gosse de peintre - 絵描き小僧』
カルティエ現代美術財団
2010月3月11日〜6月21日
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2010年3月10日に、アーティスト本人の出席のもと、オープニングセレモニーを開催いたします。

≪お問い合わせ先≫
カルティエ コミュニケーション部
TEL. 03−3288−2458
FAX. 03−3288−2464

カルティエ現代美術財団
261, boulevard Raspail 75014 Paris
TEL. +33(0)1 42 18 56 50
FAX. +33(0)1 42 18 56 52
fondation.cartier.com

北野武/ビートたけし『Gosse de peintre - 絵描き小僧』は、カルティエ現代美術財団の支援と、フランス基金の後援、及びカルティエの助成により開催されます。
Takeshi Kitano, Untitled, 2009 (C) Office Kitano Inc.